二番底が確認できるか要注意

ウクライナを巡る欧米とロシアの冷戦構造は長引く気配だが、クリミヤ半島のロシア併合完了で当面の不透明感が払拭され、マーケットにも好影響となり、相場も落ち着く方向に動くと見られた。ところが米国FOMC終了後、イエレン新議長のコメントが予想外のタカ派発言、利上げが早まるのではという感触で米ダウは下落、木曜日の日本株も急落、結局先週末より103円安い、14,224円で終了した。

それにしても先週は1,000円近い暴落があったが、その原因が外国人の大規模の売り越しだったと東証から発表があった。一週間で一兆円の売り越し、この額は26年前のブラックマンディ以来となる