戻り高値更新で上昇相場に拍車

今週は米国FOMCが無難に通過したことをきっかけに大幅上昇、3月の直近高値を上回る15,349円で終了、5週連続の上昇となりチャート的にも良い形となってきた。背景としては?日米の景気が底打ち反転してきている?今月末の政府新成長戦略への期待?高値での信用取引期日接近で需給の改善、があるようだ。

今回の急伸の裏には、そこまでの急騰はないと見て、売りから入っていたヘッジファンドが慌てて損失覚悟の買い戻しに動いたことで思わぬ上昇に繋がった。これは日経平均だけでなく個別銘柄でも見られ、新日鉄住金、野村、三菱UFJなど普段は殆ど動かない超大型株が5%も上昇すること