高値警戒感と先高感の綱引き

メジャーSQ(6/13)を前に先物主導の売りが警戒され、下げる場面も見られたが事前のロールオーバーが進んでいて概ね波乱なく通過した。イラクの情勢悪化などもあり、NYダウはやや軟調な動き、為替も円高に傾きつつある中、昨日の日本株は150円超の下落でスタート、午後に入りいきなり動意付き、するすると三桁の上昇、15,000円台を回復して引けた。

上昇のきっかけは夕方、安倍首相が法人税減税について記者会見するというニュースがきっかけであった。成長戦略に対する安倍政権の本気度を感じ取った海外ヘッジファンドが売り持ち高の買い戻しをした結果、先物主導で上昇、一日の上