暇にまかせて観たいと思ってた映画を観る。
幕末から明治へと時代は激動へ。
そんな中、不器用ともいえる生き様を、
武士として貫き通す一人の男。
そしてそれを支えるけなげな妻。
仇と狙う男もまた武士としての誇りを捨てることはない。
ゆっくりとしたテンポでストーリーは展開。
それほど派手な切合いがあるわけでもない。
主君への恩愛。
男同士の友愛。
妻との愛。
ラストシーンで、妻と対峙するシーンは熱いものが込み上げる。
中井貴一の熱演が光る一作である。
脇を固める俳優も好演だ。
日常を一時わすれて、心に残る名作に感動した2時間であった。
その映画