レンジを切り上げ、底上げ相場入り

今週は18,000円の値固めの週と見ていたが一気に上昇、明確に大台を越えてきた。新聞紙上では15年ぶりの高値を更新したなど一面トップでセンセーショナルに報道されている。為替が円安に振れたわけでもなく、追加の金融緩和があったわけでもないが日本株の出遅れ感に外国人が目を向け始めたことで、これまで空売りを仕掛けていたヘッジファンドなどが買い戻しを強いられた面もありそうだ。

出遅れ株の代表と見られていた銀行・証券株が今週は連日の大商い、超大型株にも拘らず、大きく値を飛ばすことになった。底上げ相場の時によく見られる現象でまだしばらくこの傾向は続きそうだ。銀行株の