響児のいまよう鳥獣戯画 野狐編

ここは仙台湾に面した海岸林の側、海岸に面した元住宅地の跡地です。
海岸林も住宅も津波ですべて押し流され、枯れた松の木と住宅のコンクリートの土台だけが残っている場所です。
そんな誰も住まなくなった草ぼうぼうの荒れ地で野狐と出合いました。

写真左端
なんだなんだ、あのギョロメの一つ目野郎はこの辺じゃあ見かけないやつだなー?

写真中央
ふんっ、こんな奴に付き合っている暇はないんだよ、俺様は忙しいんだ。
さあ、今日はどの辺を巡回して雉を捕まえてやろうかな、しばらく餌にありついてないからひもじいよ。

写真右端
俺は本当に忙しいのっ!!お前と遊んでいる暇はない