「社会心理学徒への道」をテーマとしているのに、番外編とはいえ、世界のカリスマ的リーダーだった、ジョンF.ケネディをタイトルに掲げるとは。血迷ったのではないか。極東の敗戦国、日本の一大学院学生が、どんな関わりがあるというのか。
そうではない。昨日の日記の中で、触れそびれてしまったことがあったのだ。そこで、どうせなら、あと3点ほど含めた日記を書いてみようかと思い立った次第だ。お許しあれ。
wakohがイリノイ大学キャンパスに着いたのは、1960年9月9日のことであった。見慣れぬ外国での留学生活をいよいよ始めようとしている時だった。
折から、アメリカで
連載:社会心理学徒への道