小学校の植栽の手入れを終えて帰り倉庫に仕舞う。
そこへご近所の爺さんがブラ〜っと歩いて来た。
「でっちさん!木を切る機械は要らんか?」
「ええ〜っ?機械ってどんな物なん?」
「あれだよあれ!ブルルルウ〜ンって回るあれ!」
ブルル〜んって言われたって分からないので見に行く。
倉庫の鍵を開けて貰い棚を覗くと有るはあるわ!
「何これ?機械だらけじゃん?どれが要らないの?」
「どれでも良いから皆んなだよ?」
奥様を呼んで確かめるがそろそろ捨てたいのでと言う。
「ジイサンも歩くのがやっとでしょ?危なくって!」
確かに足元もヨタヨタでは手元