縄文文化再認識

曇り。

 昨夜のNHKで「アジア巨大遺跡」の最終回三内丸山遺跡を見た。前3回も良い番組だったが、今回は自分の国という事もあって一番面白かったように思う。縄文人の狩猟採集社会が1万年以上持続したことは、世界史上稀有のことであることが強調されていたが、現代文明が崩壊の危機を迎えている現在、タイムリーな企画なのだと思う。
 狩猟採集という生活の営みは、自然に完全に依拠したものであるがゆえに、自然破壊とは対極の位置にある。現在の我々が、農村社会を自然と融和したものと見なすのは間違いだ、ということが良く分かった。焼畑農業に端的に表れているように、農業とは自然破壊