連載:ブータン

第2回 幸せの国ブータンの観光事業、それは観光なのか

■■寺院への立ち入り■■
では、観光客に最も魅力的であろう寺院はどうするか
真剣に議論されます

ブータンの特徴のベースになっているのが仏教の信仰。
かなり信心深い。
ほとんどの政策が、この仏教の信心深さゆえのものです。

日本人の感覚で言えば、寺院、仏像、仏画などは鑑賞の対象
見て、おお素晴らしい、と

ブータンの人の感覚では、あくまでも礼拝の対象。
それ以外の価値は「何もない」

となると、寺院で観光になるという事自体が分からない。

観光客には、仏教徒以外もいるのではないか
そんな人にずかずかと立ち入られては仏様に失礼に当たる
写真撮影なんで言語道