誤嚥での死

先日から 久保田万太郎の俳句など読んでいた
 『久保田万太郎回想』(左藤朔 池田弥三郎 白井浩司 編著 中央公論社 )
 『久保田万太郎全句集』(中央公論社 ) 

 よく知られている 名句は

 湯豆腐や いのちのはての うすあかり 

 ところで、万太郎は1963年に誤嚥で亡くなっていることを知って驚いた(享年73歳 まだ若いな) 

 老人が 正月に餅をのどにつまらせて 亡くなる話は良く聞くが 万太郎の場合は「赤貝」だそうだ

 『回想』の年譜によると、「夕刻 市ヶ谷の梅原龍三郎邸における美食会に出席 談笑中 突然苦悶 倒る 食事誤嚥」 

 その