連載:日本の歴史

第24回 孝謙天皇、古代最後の女性天皇は、本流ど真ん中

女性天皇シリーズ最後は、孝謙(こうけん)天皇、称徳(しょうとく)天皇です。

孝謙天皇は、重祚(ちょうそ)します。
再度、天皇になったという事ですね。
2回目の時の名前が称徳天皇。

女性天皇シリーズ最後の天皇とし、役者として不足なしって感じ。

よくもまあ、こんな事が。
本当に本当なのだろうか。

まずは、即位するまでから

■■孝謙天皇とは■■
孝謙天皇は、聖武天皇の娘。
聖武天皇と、その妻光明子の間には、孝謙天皇以外にも、男性の基王(もといおう)が生まれるが、1歳で亡くなってしまう。
光明子は、藤原不比等の娘。

ここまでであれば、すんなりのはずだ