「ねぇ、知ってた?
<永遠>にだって賞味期限があるんだよ」
「えっ? 何それ? そんなもん無いよ。
第一、それじゃ永遠にならないじゃないか」
「じゃ、永遠って何?」
「そりゃ・・・ずっと、いつまでも続く事だろ?」
「ずっとって、いつまで?」
「ずっとはずっとだよ。未来永劫とか言うじゃん」
「未来って誰の未来?」
「そりゃ・・・人類とか?」
「未来って人類のなの?
じゃ、明日人類が滅亡をしたら永遠は明日までって事?
それじゃ永遠じゃないわ」
「そんなの屁理屈だよ」
「だって、人類なんて歴史のほんの一部に過ぎないのよ。
地球にだ