皆さんは「日にち薬」という言葉をご存知ですか?
実は日本全国どこでも使われている
言葉ではないのです。
主に関西から西の地域では使われる事が多いのです。
悲しみは時が過ぎれば薄らいでいき、時間は心を
癒す妙薬だというのです。
悲しい記憶は、確かに時がたてばある程度薄らいで
いきますが、悲しみが癒える過程には時間の経過
以上のものが必要でもあるのです。
それは、つまり、単に経過する時間が重要なのではなく、
その時間の経過の中で記憶のありかたを変える事が
重要と言う事です。
「日ぐすり」とか「ときぐすり」とかも言われたりします。