律する

"律する" PHP誌8月号裏表紙の言葉
               ーー 心を寄せ合い あたたかい社会をーー
 
    何か事をなしたとき、亡き人の顔がふと浮かび、”あの人がここにいたら喜んでもらえるのに…”という寂しさを感じたりする。しかし、その人を思い出すということは、その人がまだ生きているということ。忘れない限り、その人とともに生きているといえよう。


    だから、たとえ直接見てもらうことができなくても、静かに耳を澄ませば、よくやったという優しい声がきっと聞こえてくる。逆に、怠惰な生活を送っていると、厳しい表情で、何をしているのかとしかる