映画 「オーケストラの少女」

☆☆☆☆☆

指揮者の藤岡幸夫さんが、ブログで紹介されていたので見たくなって、購入。

ストーリーは単純で、失業中の音楽家の娘パッツィーが、奮闘して、父とその仲間のオケを世に送り出すという、娯楽ものである。主役のパッツィーを演じるディアナ・ダービンの可憐さと、実名で登場する、巨匠、レオポルド・ストコフスキーの指揮のカッコよさで、とても楽しい映画になっている。

この映画を見て、指揮者や演奏家を目指した音楽家が沢山いるらしいが、確かに、音楽家を魅力的に描いた作品である。

登場するオーケストラは、当時、ストコフスキーが常任指揮者を務めていたフィラデ