連載:株日記

「ポスト・トゥルース」を考える

明けましておめでとうございます。
4日の大発会は500円近くも急騰する驚きのスタートとなった。昨年末の掉尾の一振は空振りで終り早くも調整局面入りの雰囲気が漂っていたにも拘らず初日に4年振りの上昇、それもこれだけの上昇幅は21年振りだとのこと「申酉騒ぐ」の象徴的なスタートとなった。

連休中世界的な景況感を示すPMIが日米欧中とも大きく改善、主要国の株価が上昇していたこと、中国人民元がこれまで続いていた下落基調から一転、急騰したことで中国不安が後退したこともその要因と見られている。ただ昨日、一昨日とも小幅続落しており不安定な相場付きに変わりはない。

特に