連載:株日記

トランプ相場は負から正への転換へ

相変わらずトランプの言動が相場のセンチメントを支配している。特に今週は貿易の保護主義的な発言や移民政策に関する大統領令に対し世界的に批判が集中、トランプ政策への不安感が一気に台頭したことで欧米の株価は上値が重かった。日本株は急速に円高が進んだこともあり、週間で549円の大幅下落に見舞われ、19,000円を割った。

注目されていたFOMCも予想通り政策の変更は無かった。次回3月の利上げを示唆するような発言も期待されたが一切なかったことでドル安・円高がジワリと進んだ。それでも112円台を割ることなく小幅な変動に留まっている。昨晩発表の1月雇用統計では22万