連載:株日記

悩ましい政治リスク

今週は月曜日に米国市場が休日だったこともあり市場参加者が少なく閑散相場となった。午前下げた日は午後に日銀の買いもあり下げ幅が限定された反面、上昇も限られた。週間では48円上昇と小動き、19,000円台の値固め相場に終始した印象であった。

一方、NYダウは昨晩まで11日連騰、それも史上最高値を更新するという絶好調の相場展開となった。日米格差拡大の最大要因は為替が円高方向に振れていることにある。昨晩は一時111円台に乗せるなどしたことでシカゴ先物市場の日経平均は150円ほど安く週明け返ってくる。

日本の株式市場でも為替感応度の高い輸出型企業が多い一部市場