やり過ぎこそ韓国映画の真骨頂「お嬢さん(アガシ)」

 「JSA」「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」のパク・チャヌク監督。造形も、演技も、ストーリーも・・、この映画に妥協という言葉は皆無だ。
 植民地時代の韓国、或る華族の家の秘められた淫靡な世界を舞台に、剥き出しの欲望の中から生まれる純粋な情愛をキム・ミニと新人のキム・テリが文字通り体当たりで演じる。

 
  【衝撃のビジュアル、驚きの仕掛けが満載。ストーリーが深みに入っていったとき、思わず笑ってしまう世界観が病みつきにー宮藤官九郎-】

  【画面の隅々まで徹底された、独特の美意識とフェティシズム。こんなド変態な映画(褒めています)、絶対にパ