連載:川柳 短歌 俳句などを詠む

春ごよみ

ここのところ朝起きると日差しがまぶしいなと思うことが多くなった。
夕方雨戸を閉ざす時も、まだこんなに明るいんだと思うことがある。

今年もまもなく四分の一が過ぎようとし、春がもうそこまで近づいている。
土手では菜の花が黄色い声を発し、近くの公園では桃の蕾が恥じらっている。庭では椿がいくつか開き、パンジーもハナニラも顔を見せ始めた。

多くの人にとってはうれしい季節なのだが、花粉症の友だちには気の毒な時期だ。
雨ならまだしも、良く晴れた日はほんとうに辛いらしい。だからそういう晴天の日はどうしても花や木などは下を向いたお話になる。

夜行性といわれていた頃だ