表紙は紫色、銀の筋が光る
手製の手帖の白い頁に
書き溜めてあるハプニング
やって見よう、備忘録
玄侑宗久「風流ここに至る」
ジム・ホルト「世界はなぜ『ある』か?」
呼吸法変遷
意外にも桜に恵まれている
諦めていたのに
ふふっ どうもね
図書館の横、堤の並木、農業公園
この上なく
生気満ちている 春雨に
さて、
私の代わりにホルトさん、どんな人かは知らないが
歴史上、世界中の知のトップを巡り歩く
辛抱強く楽しく読んでいたら
ついに来た
ついに同好の士を見つけたよ
その名はかのペンローズ、数理物理学者
そんな人が私と同じ問いを発し
ここは3つの世