連載:言葉2

「ん」がなかった。続き

「ん 日本語最後の謎に挑む」から
「ん」がなかった話の続きです。
前回は
http://sskmszm.com/?p=8211

■■中国で■■
中国での話で途中になっていましたね

中国では、んの発音は3種類もあったという話でした。

中国にも太古から辞書があって
「切韻」という辞書には、漢字の発音が書いてある

なんでそんな必要があるかというと
時代や地域で同じ漢字でも発音が全然違うから

代表的なのは呉音と漢音
日本にも両方入ってきちゃうんだけど
桓武天皇は紛らわしいので
漢音しか使っちゃダメと決める

漢音使えなきゃ、お坊さんとして採用しませんよ