岳飛伝 読み終わる

 晴れ。爽やかな一日。

 昨夜とうとう「岳飛伝17」を読み終わる。水滸伝シリーズを一応読了したことになる。ほとんど飲みながら読んでいたのだが、考えさせられる問題が沢山あった。しばらく時間を置いてから最初から読み直す予定でいる。
 なんといっても「水滸伝」19巻、「楊令伝」15巻、「岳飛伝」17巻、と全部で51巻にわたる大長編だ。評論として自分の主張を述べるだけなら1巻ですむのかもしれない。しかしその中で、何人もの生きている人間として語られる言葉の数々は、圧倒的に説得力を持って迫ってくる。やはりある程度の量は必要なのだと納得した。
 
 作者の北方謙三は