連載:言葉2

短い挨拶、大歓迎

金田一春彦先生の「美しい日本語」から

短い挨拶で金田一先生が感銘を受けたもの。

よく朝礼とかで長い挨拶をされたとき
貧血でバタバタ倒れる人がいましたね。

何かいな、軟弱な
と思っていましたが
不思議なことに
自分の体質が変わってしまったのか
数年後、自分も倒れるようになってしまった。

こうなると、急に、倒れる人の気持ちが分かるようになり

全面的に長い挨拶をする方が悪い!
長い挨拶は、国民の敵。

ゲンキンなものです。

■■時枝博士■■
東大の国語学、時枝誠記(ときえだもとき)教授
結構独自性の強い論を展開するので
時に批判の的になるタイプ。