連載:続・大相撲

小江戸に行き、江戸は両国の11日目を思う

今日5月24日、wakohはひょんなことから、小江戸・本川越まで出かけた。どうしてか。そのことをまず簡略に触れようか。
 元々、今日は夏場所11日目だ。当然テレビ観戦のつもりでいた。ところが、昨年圧迫骨折をしてしまい、杖をついている家内が言うではないか。「小江戸」まで出かけませんかと。杖をついているのに、その元気。従わずばなるまい。娘には前もって連絡してあり、参加の了承を取ってあったらしい。
 それにしても唐突に何故だ。家内は第二次世界大戦の末期、戦災を避けようと、祖母・母とともに疎開した。岡山県に。倉敷・玉島に人を頼って。
 疎開したまま、ずっと東京に