連日茹だるような暑さだ。その中で現役の人たちは、文句も言わずに精一杯働いている。 それだのに、暢気に大相撲の観戦日記などを書いているとは、申し訳ないようでもある。 明10日目は、ある事情からテレビ観戦も出来ないことがはっきりしている。 そこで、後半戦に入った今日9日目の中から、最後の4番だけ、敢えて書いてみよう。 高安は言うまでもなく新大関。場所前、全勝優勝を目指すことを公言していた。…
大相撲名古屋場所は、3日目までは兎も角も日記に記してみた。だが、それからはブランクのままだ。 尤も、日記に記すべき、国内外の大事はいくらでもある。如何にリタイヤした老人とは言え、こんなことではとも思わぬわけでもない。 だが、結局はなしのつぶてのままだ。 九州地方の異常豪雨だったり、北海道をはじめとする日本列島の猛暑だったり、自然災害も多発し、また熱中症などに見舞われやすくなってもいる。 …
大相撲というのは、桁外れに凄い。勝たない限り、上に上がってはいけない。 幕内42人、十両28人、合わせて70人だけが関取だ。 幕下は120人。三段目は200人。序二段は、かつて多かった時には、300人以上。現在は、190人くらい。序の口は40人くらい。その他にまだ番付にも載らない前相撲の力士までいる。 大学相撲や実業団などで活躍し、一定の基準以上に達した人は、前相撲からではなく、付け出しと…
暑い。蒸し暑い。どうも集中出来ずにいる。 いきおい、趣味の大相撲をずっと観てしまうことになる。 ここには、2日目の中入り後後半戦の模様から少し見ておきたい。3大関と4横綱の相撲を。 まず、玉鷲と照ノ富士の一番。モンゴル同士の対戦だ。30歳過ぎてから強くなってきた異例の力士としばしばいわれる玉鷲は、7歳も年下の大関に攻め勝ち、押し出して2連勝。逆に照ノ富士は2連敗。 次の一番は新大関…
はやくも大相撲名古屋場所が始まった。いくつかの話題があった。 第一人者白鵬は、千代の富士の1045勝、そして魁皇の1047勝を、あと11勝で追い越すということだ。数々の記録更新を成し遂げてきた白鵬の残されたほぼ唯一の記録だ。 結びの一番は、大関からは陥落したものの、小結には留まった琴奨菊との対戦だった。盛りを過ぎた琴奨菊を問題としなかった。その懸命な寄りを堪えた白鵬は、小手投げで切って捨てた…
予想番付 新番付 東 西 東 西 白 鵬 横綱 日馬富士 白 鵬 横綱 日馬富士 稀勢の里 横綱 鶴 竜 稀勢の里 横綱 鶴 竜 照ノ富士 大関 豪栄道 照ノ富士 大関 豪栄道 高 安 高 安 大関 玉 鷲 関脇 御嶽海 玉 鷲 関脇 御嶽海 嘉 風 小結 琴奨菊 嘉 風 …
夏場所は、白鵬の全勝38回優勝と、高安の大関昇進内定を以て終わった。5月31日(水)番付編成会議だ。 例によって、その前に一応の予想番付を作成してみようか。 東 西 白 鵬 横綱 日馬富士 稀勢の里 横綱 鶴 竜 照ノ富士 大関 豪栄道 高 安 玉 鷲 関脇 御嶽海 嘉 風 小結 琴奨菊 正 代 前頭 貴景勝 栃ノ心 2 北勝富士 勢 3 …
2017年(平成29年)五月場所(夏場所)は、もう千秋楽を迎えてしまった。 千秋楽は、最後の7番を漸く観戦できたのみだが、そのことについては、明日以降に別途記すこととしようか。 ここには、12日目以降の主だった相撲をごく簡略に記しておこう。 稀勢の里の3連続優勝は成るかと言った、多分に希望的観測で始まった夏場所だったが、その稀勢の里は、大阪場所13日目の日馬富士との対戦で受けた負傷からの…
この大相撲狂が国技館で観戦したのは5日目、それは日記にも記したとおりだ。それからはや5日。もう10日目も終わってしまった。あと5日間、いよいよ終盤戦だ。その時点までのごくごく大雑把な様相と、これからの展開予想を記してみようか。 10戦全勝を続けているのは、結局モンゴルの2人の横綱白鵬と日馬富士だ。両者ともかつてほど、圧倒的な強さ、格差というのではなくなってきているのであろう。だが、それにしても…
タイトルを何となく記してみた。副題に「大相撲夏場所5日目は国技館で観戦」とした。だが、それだけでは収まり切らぬ感じもある。そこで、主題の方を「趣味人倶楽部ならでは」と敢えてしてみた。 どうしてか。それを行方も知らず、書き出してみようか。 wakohがこの「趣味人倶楽部」に入会したのは2009年9月ということになっている。ある方から、その存在を教えられ、好奇心も手伝って入会したのだった。 …
またもや日記がしばらく空いてしまった。その間にも、いろいろな経験をしてきているのだが。 大相撲夏場所(五月場所)は14日初日、今日16日で既に3日目を終えてしまった。かつてのwakohなら、毎日のように場所の模様を書き留めていたものだが。 何といっても、今場所最大の注目の的は、稀勢の里の動向であっただろう。 去る三月場所(大阪場所)新横綱稀勢の里は12日目まで全勝で来ていたのに、13日目…
今年のゴールデンウィークも早くもあと残りわずかだ。ある意味では、毎日がいわば休日に近くなっているwakohにとっては、現役のバリバリで日頃忙殺されている方々と違って、それほどは大きな意味を持たないのかもしれない。けれども、それでも矢張りこの期間は特別とも言える。 その間一体何が出来たろうか。顧みると忸怩足らざるを得ない。さしたることは何も出来ぬうちに、移ろってしまった感が否めない。まあ、今さら…
大相撲春場所は、劇的というか、奇跡的というか、負傷した稀勢の里の逆転優勝で、その千秋楽を飾った。恐らく長く相撲史上で語り継がれていくであろう忘れえぬ名勝負になった。 稀勢の里は元来正攻法だ。左を差し入れ、右上手で相手力士の回しを掴んで、腰を低くして寄り立てられると盤石の強さがあった。ただなかなかそういった自分有利な体勢にまでは持っていけないことも多かった。何しろ相手も必死なのだから。 ところ…
ああ、また前回の日記から、早くも10日も経ってしまった。 一体どうしたことか。殆ど毎日のように日記を書き連ねていた時期もあったというのに。 体調が著しく悪いわけではない。だが、何となく、書く気力が起こってこないのである。 いたずらに座して、寧日安閑とのみしているわけでもないのだが。 例えば、あの続・社会心理学徒への道の22回目を書けばよさそうなものなのだが。特に道徳性発達の4水準と、そ…
長年多くのファンが渇望していた日本人横綱稀勢の里がついに誕生した。新横綱を迎える大阪難波は熱気にあふれているらしい。 今所用で出かける寸前なのだが、寸言だけでもしておこうか。 新横綱稀勢の里の横綱としての本場所での初の土俵入りは堂々としていた。もうすっかり地についている感じさえ受けた。 さて、新横綱としては4番手、結び前4番目に登場。対戦相手は幕内最年長のベテラン豪風。豪風の突進を受け留め…