連載:クラシック

バッハ:ミサ曲ロ短調を聴く―千秋楽は最後の7番を観る

千秋楽を終え、その日記を記したものの、千秋楽に関しては何やら迫力が欠けている。そのわけは、少なくともその一つには、最後の7番しか観ることが出来なかったからでもあるのかもしれない。
 どうしてか。それは、タイトルの冒頭に記したバッハ:ミサ曲ロ短調の演奏会に出掛けていたからだった。
 それにしても、この相撲狂の老爺が何でまたよりによって千秋楽に出掛けていたのか。
 それはこういうわけがある。

 「趣味人倶楽部」だからこそというのでもあるのかもしれない。大体、wakohは「趣味人倶楽部」には入っていても、実際にその中の人々とは会うことも全くと言ってよいほどな