ボラティリティとリスクを考える

今週も2万円を挟んだ狭い範囲で膠着感の強い相場展開が続いた。増益決算発表が相次ぎ買われる場面もあったが2万円を超えると押し戻され、結局は「行って来い!」となった。トランプ政権の混乱で政策実行力が疑問視される中、長期金利が低下し為替が一時110円を切る円高方向に振れたことも日本株の足を引っ張った。

米国ダウは絶好調、昨晩も含め9日続伸し8日連続で最高値を更新している。その一方でハイテク株の多いナスダック市場は軟調が続いていたが昨晩は3日ぶりに反発したものの上値は重い。注目の7月雇用統計が昨晩発表された。市場予測を上回り好調な経済状況が確認され為替が幾分円