神戸市の北区には、今もなお茅葺民家が全国的に見ても多く残っているが、あわせて江戸時代に発生した農村歌舞伎の舞台も多く残っている。
そのうちの主要5棟を訪問し、スケッチしようと思い立って、昨年の6月にスタートして、やっと最後の5棟目を訪問した。
神戸市北区淡河町北僧尾 厳島神社境内にあり、社殿と向かい合っている。
説明書によると
建物内の柱に安永6年(1777)正月の墨書が有って、現存する農村舞台では日本最古とされている。
神事と併用するための素朴な作りとなっている。
正面雨戸の下半分は(バッタリという)前へ倒すことによって、舞台を広く使