日本映画も「まだ」捨てたもんじゃ無い「怒り」

 日本映画と言えば、アニメを見ることが多くなってしまい、実写は韓国映画には敵わないと思っていたが、まだ頑張っている監督がいた。・・・「怒り」だ。

 渡辺謙を「わき役」に、主役級は妻夫木聡・綾野剛・松山ケンイチ・森山未來といった、よくも揃えた!と云う男優陣。女優も負けていない、宮崎あおい・広瀬すず・高畑充希・池脇千鶴・・・

 更に、原作がピカ一の面白さ・・・、全てが揃ったところで監督はどう料理するか?これに尽きるところだが、「悪人」で或る意味「頂点」を極めたかと思われた李相日には、まだまだ無限の力が残っていた。

 これだけの男優、女優を使いながら、誰