吉崎御坊跡(道を挟んで建つ東西の本願寺別院)

かつては、一大宗教都市であった福井県あわら市の吉崎を訪ねました。

訪ねた時が、雨模様だったからかもしれませんが、今は、ひっそりとした港町でした。

歴史的背景までは勉強不足ですが、浄土真宗開祖親鸞の何代目かの子孫である連如上人が比叡山からの宗教的迫害を避けるため、さらには北陸での浄土真宗の布教を目的として、ここ吉崎の立地に目をつけられたそうです。たしかに、入江に面した地形ゆえに、陸から敵が攻めて来たら海に逃げやすいかもしれないと思える場所でした。

それにしても、宗教と言うものはややこしくわかりにくいものです。

同じ教えにもかかわらず、複数の宗派が存