浄土真宗のYouTube動画を観て、 これこそ自分の生きる道だと思い、 法話まで聞きに行ったのだが、 その背後にある自分の動機が 不純だということに気がついた。 遡ると これだ‼ と思ったのは 布教師が「阿弥陀如来にお任せすれば、 煩悩から解放されるのですよ。」 (ちょっと違うかも。ニュアンス的にはあっている) と言ったからだ。 先日から称えている 差し支えなし、注文なし や南無阿弥…
差し支えなし、注文なしや 南無阿弥陀仏と称えるようになって いろいろなことが好転してきたり、 あまりに治らない自分の我欲に対して、 阿弥陀如来が任せよと言ってくれている ということをyoutube動画で知って感銘を受けたりして、 浄土真宗に興味関心が向いてきた。 感銘を受けた法話の僧侶は群馬県在住で 本願寺派の布教師だ。 寺は家から2時間ぐらいのとことにある。 きのう法話会があるとのことでさ…
ある聞法会(浄土真宗)でのお話。 ひとりの女性が、自分は長年仏法を学んできて、腹を立てなくなり、みなから親しまれています、と言った。それを聞いた先生は、そういうあんたのことを、虚仮不実(こけふじつ)というのだよと諭した。女性は顔を真赤にして怒りだした。 先生の言った趣旨は、こういうことだった。 良い人間、立派な人間になるために仏法を聞くのではない。 仏法を聞いたから腹が立たなくなるのではなくて…
大峯顕さんの著作には、 思索に思索を重ね そこから生み出された境地が描かれている。 「宗教の授業」には つぎのように書かれている。 「無限の宇宙の中にある存在としての われわれはみな、 いったいこの自分はどこから来たのか、 死ねばどこへゆくのか、 この自分とはそもそも誰なのか、 という問いに対する答えを求めているでのある。」 …
他力の世界観を詳らかに述べているのは 浄土真宗なので、 (鈴木大拙師は禅の大家だけど、 最後は浄土真宗だといわれたりしている) 浄土真宗の教えなどを学んでいるが なかなか入ってこなくて難儀している。 大峯さんの著書などで学んでいるが、 宇宙の意思のような言葉でいい表しているときと、 阿弥陀如来の本願という言葉で 言い表しているときがあって、 後者になるとたちまちわからなくなる。 阿弥陀が願…
お気に入りさんが知り合いのつてで浄土宗の住職さんと お話をしたということを日記に書かれていた。 その対話の中で、人生は苦であり 行き着くところは絶望しか無いというような 趣旨の話だったようだ。 日記には、このような文言がみえる。 >(自分がやがて)いなくなるのでいたたまれない >やるせないと絶望感に陥るのだが、 >そうした感覚は単なる感傷にすぎないと思ったからだ。 自分は以下のようなコメ…
読書会では、楠恭著「妙好人を語る」というテキストを読み進めている。いま「因幡の源左」という方の言行録みたいな部分を読んでいるが、源左の信の深さに改めて打たれる。 源左は百姓として生きたけれど、信心の深さから周囲からお話(法話)をせがまれたり、さまざまな相談事にのって解決をしていた。 こんな言葉が伝えられている。 「親様にハイと返事させてもらやあ、助かることは済んどるだがやあ」 源左は、自分の…
鈴木大拙氏「真宗入門」は、大拙先生が八十八歳のときに米国において外国人のために真宗について講演した内容がまとめられたもので、今は日本語訳で読むことが出来る。 若き頃、禅の修行をされた先生は、晩年に至るほど浄土真宗で言う妙好人への言及や著作がふえた。禅の悟りは「肘外へ曲がらず」という言葉で語られることが多い。 この小さな本「真宗入門」の第4章は、ありのままと題されており、自力と他力について本質…
親鸞について2回に渡って書いてきました http://sskmszm.com/?p=20097 親鸞がぶち破ったもの http://sskmszm.com/?p=20147 親鸞は自虐ネタ 法然の浄土宗と親鸞の浄土真宗 どう違うんだろう 今、仏教の13宗派の中で、信者が一番多いのは、浄土真宗 どういう宗派の考え方なのか、とても気になります。 2回の親鸞の中で、また、http://sskmszm…
早島教正さんの「正信偈を読む」が届いたので ぱらぱらと読んでみた。 実は親鸞聖人の本は「歎異抄」しか読んだことがなくて、 こうした経典のようなものを読むのは初めてだった。 仏教の神髄は他力だと教わったので、 阿弥陀如来について述べられている こうした本を読んでみようと思ったのだ。 阿弥陀信仰の意味や説明が書かれてあったのだが、 語句が難しかったり、 いろいろな疑問が湧いてきて、 理解し受け…