集中は疲れるが夢中は疲れない

仕事をしていた時、朝9時から5時までビッシリと集中していた日もあった。延べにしてその8時間で数百人の人間を相手にし丁々発止の売り買い、しかも彼らはすべて異邦人であり、一癖も二癖もある人間だったから、5時近くになると神経も体もクタクタであった。

若くないと絶対にこなせない職業であったが、それが仕事をやめた68歳になるまでの僕の職業であった。

反対に、スポーツとか賭け事なら、何時間やろうが疲れない、それは多分夢中になるからだろう、時間が経つのを忘れてしまうからだろう、これは子供達が長時間遊びまわっても疲れないのと同じ。例え話にならないかもしれないが、大昔