『通りゃんせ』という童歌がある。
以下の歌である。
----------------------------
通りゃんせ 通りゃんせ
ここはどこの 細道じゃ
天神さまの 細道じゃ
ちょっと通して 下しゃんせ
御用のないもの 通しゃせぬ
この子の七つの お祝いに
お札を納めに まいります
行きはよいよい 帰りはこわい
こわいながらも
通りゃんせ 通りゃんせ
-----------------------------
私は昔から此の童歌に或る不気味さを感じていた。
「行きはよいよい 帰りはこわい」とは何が怖いのだろうかと。
そこで、だいぶ前になるが