不正車検事件 仲介業者 起訴内容認める

 自動車整備会社と共謀し、不正に車検を通した罪に問われている仲介業者の男の初公判が鹿児島地方裁判所で開かれ、男は起訴内容を認めました。

虚偽有印公文書作成などの罪に問われているのは、鹿児島市の自動車販売会社の元社長・奥太志被告36歳です。
起訴状によりますと、奥被告は、去年4月から今年5月にかけ、すでに逮捕・起訴されている鹿児島市の松村自動車の整備士らと共謀し、必要な整備をせずに依頼された乗用車などの車検を通したとされています。

14日の初公判で、奥被告は起訴内容を認め、「松村自動車に依頼すれば輸入車や不正改造車の車検を通してくれると思っていた