連載:宗教2

おのが身にばかかされるるをば・・・(自分のためのメモ)

宗教のありがたいお話を聞き、自分の愚かさをたくさん思い知って、ほんとうにオレは馬鹿だなぁ、愚かなことばかりして・・・と思ったばかりなのに、いざ他人に面と向かって、お前は馬鹿か!と罵倒されると、ハイそのとおりでございます、愚か者なんです、と言える人は先ずいない。

先ほどの反省はどこへやら、カッとなってなにを言うか!と怒りを覚えるのがほとんどだ。自分の愚かさがわかったはずなのに、それをアンタに言われたくないという意地も働いて、いくら反省しても実際の場面では、またひとつ怒りを数え、愚かさを増やす。そんなことをやっているのが、われわれの日々の実態なのだろうと思