実に分かりづらい映画で劇場未公開はうなずける。観終わって場面と場面をつなぎ合わせるのに苦労する。
二女エリサ(ライリー・キーオ)がアイランド・キッチンでコーヒーを淹れてトルーマン・カポーティ著「ティファニーで朝食を」を指でなぞる。画面はここでカット。
ずいぶん時間がたってからコーヒーを淹れるシーンから「ティファニーで朝食を」をなぞり、リビングを通って恋人の男がいる部屋へ。こういうカット割りには戸惑ってしまう。「ティファニーで朝食を」の本をなぞるまでのカットは必要ない。その意図が見えない。
随所にこういうカット割りがあるから見る側からは混乱し