会期　1月12日～3月25日

古九谷、柿右衛門、鍋島といった磁器や、仁清や乾山の京焼に代表される江戸時代に花開いたカラフルな焼き物「色絵」。その《季節感》《ファッション性》《文学性》《デザイン力》といった切り口で、日本文化の多彩な特性を映し出す世界を表すことを意図した展覧会です。
従来のいわゆる陶磁器展覧会とは異なった視点から、気楽に好奇心を持って楽しめる企画と感じました。

一左　「色絵花筏文皿」　鍋島藩窯
　　　上巳の節句の時に行われる「曲水の宴」を思わせる色絵。
　　　季節の移ろいを敏感に感じ、生活に取り入れていた日本ならではの
　　　文様。例え