「出光美術館」の日記一覧

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出光美術館「池大雅展」について

今日は勉強会仲間3人と出光美術館で開催中の「池大雅 生誕300年記念 陽光の山水」(写真のチラシ参照)を観賞した。 学芸員による10時30分からのギャラリートークを聴きながら、館内の作品をじっくりと鑑賞したが、朝早いのに多くの来館者で驚いた。 池大雅は伊藤若冲、円山応挙らと共に、1700年代に活躍した京都の画家で、中国の文人画をもとに抜群の色彩感覚と遊び心で山水画を描いた。 印象派の先駆と…

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出光美術館「江戸絵画の華若冲と江戸絵画〈第1部〉」

近年、江戸絵画で最も注目を浴びている絵師は何と言っても伊藤若冲(1716–1800年)だ。その若冲ブームの立役者の主役ともなったアメリカの日本美術コレクター、エツコ&ジョー・プライス夫妻のプライス財団コレクションが、2,019年、出光美術館のコレクションに加わった。日本人から見れば、素晴らしい作品が日本に里帰りし、日本でいつでも鑑賞できるようになった感じで、この上なくうれしい。 今回の展覧会は…

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出光美術館「江戸絵画の華 〈第1部〉若冲と江戸絵画」

長らくお待たせしました。前回からの続きです。 静嘉堂文庫美術館@丸の内 をあとに、丸の内仲通りを日比谷方面に向かう。 出光美術館「江戸絵画の華 〈第1部〉若冲と江戸絵画」を鑑賞しようと前日に予約したのだが、予約時間には少々早い。 http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/ そして案の定、帝劇ビルの美術館入り口は…

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出光美術館「仙厓のすべて」

午後半休をとって出光美術館です。 今回は「仙厓のすべて」。 仙厓さんとの出会いは数年前ここで開催された「大仙厓展」。 ユーモラスな画が暖かいんです。 賛の内容も心に響くものが多いです。 今回の展示は前回とかなりかぶっていました。でも実物は何度観ても良いですね。 宗教美術が苦手な私でも仙厓さんの画は癒されます。

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出光美術館「国宝手鑑「見努世友」と古筆の美」

出光美術館で開催されている「国宝手鑑「見努世友」と古筆の美」へ行ってきた。 当館は、長期間、コロナウイルス感染対策のため休館していたが復館した。まだ、日時予約制定制をとっている。 さて、これを何と読むか、読めるか。これを読めたことを自慢している訳ではない。「みぬよのとも」と読む。これは兼好法師出お馴染みの「徒然草」13段「ひとり、灯のもとに文ひろげて、見ぬ世の人を友とぞす」からとられたらしい…

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都会で

久しぶりに東京へ妻と2人連れ 今回の第一の目的は初孫に会うこと 無事に男児誕生し、母子ともに健康で一安心 そして翌日、出光美術館へ行った その日はちょうどラグビー日本チームの行列が丸の内にあり、たまたまこれにぶち当たった 丸ビルへ行ったら中通りが人でいっぱい 我らはこのような見世物にはまったく興味なし 込み合う中を潜り抜けて出光美術館へ 着いたら専用エレベーターで9Fの入り口に このエレベー…

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東京美術館巡り(5)

次に向かったのは、出光美術館である。 丁度、11月3日から「江戸絵画の文雅」という展覧会が始まっていた。 江戸絵画の文雅 ─魅惑の18世紀 開催期間 2018年11月3日(土・祝)~12月16日(日) 月曜休館 展示概要 元禄年間(1688 - 1704)、日本は経済活動の発展により、空前絶後の繁栄を極めました。開府よりおよそ100年を経た江戸は人口100万を突破、世界屈指…

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『 色絵 Japan CUTE ! 』 於 出光美術館

会期 1月12日~3月25日 古九谷、柿右衛門、鍋島といった磁器や、仁清や乾山の京焼に代表される江戸時代に花開いたカラフルな焼き物「色絵」。その《季節感》《ファッション性》《文学性》《デザイン力》といった切り口で、日本文化の多彩な特性を映し出す世界を表すことを意図した展覧会です。 従来のいわゆる陶磁器展覧会とは異なった視点から、気楽に好奇心を持って楽しめる企画と感じました。 一左 「色絵花筏…

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楽しかった三角関係

11月最後の日、70年代後半から3人一緒に顔を合わせる機会のなかった仲間が何十年ぶりに再会しました。 女性のKさんは私と同じ職場の後輩で親友、今もたまに会っています。もう一人は男性のSさんで、私達の職場に番組の売り込みに来るキー局の人でした。 3人とも映画好きで、顔を合わせると仕事そっちのけで映画の話。誰かが試写会のチケットを手に入れるとその時行かれる2人が仕事帰りに見に行く、という楽しい三…

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『江戸の琳派芸術』 於 出光美術館

会 期 9月16日ー11月5日 17世紀、京都で光悦、宗達によって生まれ、その百年後に光琳、乾山兄弟によって華やかに展開した琳派。さらにその百年後に姫路藩主・酒井家の次男・抱一 (1761-1828) が江戸の町へ移植、鈴木基一らとともに洗練された江戸琳派が成立しました。 江戸という都市の文化の美意識のもと、小気味よい世界の江戸琳派を紹介した企画展です。 上質の絹本地に高価な顔料を用い、洗練…

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【8/6改】 一字金輪曼荼羅図を読み解き、ギブアップ→宿題やりました。

出光美術館の祈りのかたち ─仏教美術入門 の第2章神秘なる修法の世界──密教美術  No46の出品に一字金輪曼荼羅図 絹本着色 江戸時代 がありました。 奈良博の(重文)一字金輪曼荼羅 平安時代にそっくりの図柄の作品でした。  参考画像 (重文)一字金輪曼荼羅 平安時代 奈良博蔵 http://www.narahaku.go.jp/collection/947-0.html ←左クリッ…

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出光美術館「祈りのかたち 仏教美術入門」鑑賞 by Takさん

「仏像愛好の集」のメンバーのTakさんから 投稿が届きました。 ブログ掲載します。 【以下 Takさんの文章です】 私のいい加減な「仏像無関係の便り」を度々お送りしていますが、それを我慢して掲載して頂き、恐縮です。私にはなかなか貴兄や赤羽の方のように、的確な仏教・仏像関係の学識や知見がなく、皆さんにご報告出来る情報などが無く、ご期待に沿えません。それでもあるがままに勝手に、近況報…