読書生活

① 塚本哲也著『平和ドイツの時代』文藝春秋社、
② 高階秀爾・中村雄二郎・山口昌男共同討論『書物の世界』青土社、
③ 饗庭孝男著『石と光の思想―ヨーロッパで考えたこと―』勁草書房、の3冊を読んだ。
 『平和ドイツの時代』は1991年2月に出版された本で、ドイツ統一や東欧情勢について月刊誌に書かれたものを加筆しまとめたもの。著者は東大を卒業後ウィーン大学に学び、毎日新聞ウィーン、プラハ、ボン支局長、論説委員を経て大学教授になり、興味ある著作をされている。
 下の写真にもあるように、ハプスブルク家から宿敵ナポレオンに嫁した悲運の皇女『マリー・ルイーゼ』や、ハ