十八代目中村間勘三郎墓 …「型破り」と「かたなし」

台東区竜泉を歩いていたら、西徳寺の門前に「中村勘三郎墓所」との石碑がたっていました。

「若い人はすぐ型破りをやりたがるけれど、型を会得した人間がそれを破ることを『型破り』という。型のない人間がそれをやったって、ただの『かたなし』だあ」

17代の勘三郎がこう言っていたのは記事で読んだり、画面で見た記憶はありますが、子供の18代目まで親とそっくりなことを言っていたとは知らなんだ。

佐藤優は「知の技法 出世の作法」で「気乗りがせずに原稿を書き進められないときは、好きな本を取って書き写す」(週刊東洋経済 2017.10.14)と書いています。そのコラムで渡