『奥の細道』芦野宿の遊行柳をたずねて

初孫誕生で、お雛様を届けに那須へ出かけました。
途中、遊行柳を訪ねました。
松島町の古くて変わらない看板と栃木県那須町の看板の違いに、唖然としました。

2020年を目指した新たな展開の見えない宮城県。
かたや、インバウンドに対応している那須町の対応は、看板一つ見て歴然としていました。

松島は平安時代の歌枕に詠まれた名勝地です。
『小倉百人一首』最北の地ですが、何一つ観光パンフレットに紹介記載もなければ、歌碑も建立されていません。

「見せばやな 雄島のあまの袖だにも 濡れにぞ濡れし 色はかわらず」殷富門院 大夫 『千載和歌集』

松島に来れば、雄島は