映画「15時17分、パリ行き」

クリント・イーストウッド監督の最新作。「この人でないと、こんな映画は撮れないだろうな」と思わされる作品だ。

チラシの売り文句を引用すると。

「無差別テロにに直面した、3人の幼なじみ。彼らはなぜ"テロ”に立ち向かうことができたのか?」

2015年に起きた、アムステルダム発パリ行き特急列車中でのテロ事件。これをくい止めたのは、乗り合わせていた3人のアメリカ人青年たちだった。

この映画では、何とその3人を本人が演じている。さらに、ほかの乗客の多くも本人役で出演。おまけに、「撮影は実際に運行している同じ列車の中で、ダイヤに合わせながら行う徹底ぶりだった。