私のマンションから東大寺の森が望見されます。
昨夜は、古都に春を呼ぶお水取りで知られる、二月堂の修二会は12日目でした。
今朝の新聞に、長さ約8メートルにおよぶ籠松明が載っております。
今日の未明には、二月堂下の井戸から、本尊に供える香水が汲まれます。
これがお水取りで、修二会は15日未明に満行を迎え、関西は春本番となるわけです。
先月の末に、若狭神宮寺の井戸から汲みあげられた神水は、遠敷川の鵜瀬に流され、10日を経て二月堂に到達するといわれます。
若いときは、何度か籠松明の乱舞を見たことはあります。しかし、今は厳寒の東大寺に足を