コルマールのウンターリンデン美術館

昨日は、レストランの隣室では結婚のパーティが催されていて、時間前には中庭でグラス片手に正装した男女が懇談をしていた。
 レストランに向うとき、3歳くらいの女の子が純白のドレスを翻して庭を走り回っていた。皆に「可愛い!」と注目されて、これからますます女の子は美しくなっていくのであろう。若い両親は殊のほかうれしそうに、それを見守っていた。

 快晴。コルマールはフランスの東のはずれだからストラスブールと同様、フランス領になったりドイツ領であったり、両者が融合したような面をもつ土地柄。しかし二十世紀の二つの戦争においても、奇跡的に戦禍に見舞われることもなく、中