弟子の失態を一身に被って最下位の地位に甘んじた貴乃花

平成の大横綱貴乃花親方は正義の人を貫いてきた。日馬富士暴行事件以来許せぬ暴行事件が、己が身に降りかかろうとは思いもよらぬ災難としか言いようがない。

それでも弟子の将来を考えて最小限度の罰で済ませたい。その一心の姿は見ておれない誰も子の不合理を、正しい裁きを言えるものはいないのか悲しい。

私も過去に、団体の責任者を務めてきたが、温情を第一に過ごして、何ら困ることはなかった。意見の合わない相手には他より時間をかけて理解しようと努力した。

それは必ず徒労に終わることはなかった。寧ろ今まで以上の理解者になってくれた。

相撲協会の理事がお粗末と見ていたが、