私はベルギーの会社に移って英語を使う必要に迫られました。40歳の頃です。
学生の頃は英語が大の苦手で、いつも落第点すれすれで辛うじて単位を取るというような体たらくでした。英語は大嫌い。将来自分が英語をしゃべるようになるなど、微塵も思いませんでした。
ベルギー赴任での社内の公用語は英語なのですが、日常会話は英語ではなくフラマン語。オランダ語に近い、フランダース地方特有の言語です。
英語で話しかければ英語で答えてくれますが、普段はフラマン語。英語も話せない自分にはハードルは高かった。
そんな折、同僚が社外の野外パーティに誘ってくれました。そこで会社と