連載:身の回りの事どもの中から

我ながら間抜けな行動なのだが―古紙回収・新聞の切り抜き・広辞苑との格闘など

wakohは、この歳になっても新奇な経験をし、少しでも道を切り開いていきたいとの、所詮無理な期待をしながら、与生を過ごしている。
 だが、実際には、ルーティンのような行動の何と多い事か。月に2回は、古紙回収が巡ってくる。2つの新聞を購読しているからである。
 今や情報だけなら、インターネットを活用すれば、知りたいこと必要なことなどなど殆ど見つかりそうだ。

 けれども、戦前からの新聞人間のwakohは、まだテレビのなかった頃は、新聞からスクラック・ブックを作り分類して保存していたものだ。それを後から見直すことなど滅多になくても。だが、習い性になってしまっ