さんが書いた連載身の回りの事どもの中からの日記一覧

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身に付いた習慣は変えられるか(1234)

咄嗟に奇妙なタイトルが思い浮かんだ。  一口に習慣と言っても、無数にあるだろう。ごく普通の起居・動作などは無意識に行っているけれども、その最たるものの一つに「歩く」ことがあろう。  乳幼児が、ハイハイから、つかまり立ちするようになり、よちよち歩きを始めるのは、誰もが通って来た道である。歩くなどと言うのはもちろん普段は無意識でしているであろう。  wakohにしても、88年間、何の疑問も持たずに、…

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老いの現実の中で―目標設定・達成への努力・不達成への対処など(1212)

一寸見ただけでも明らかなように、wakohの日記はまるで日常茶飯のことを書き連ねているに過ぎない。  それでも、ただ漫然と無為のうちに過ごしているわけではない。  年老いてくる現実は、どうしようもない必然だ。それに徒に抗おうとしても、徒労を重ねるばかりだ。  それよりは、そういう現実を受容した上で、無理にならない範囲で生きがいを持って生きることはどうしたらできるのだろうか。  wakohの場合に…

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こんなリサイクルもあるとは!(1074)

wakohが、この「趣味人倶楽部」で書いている日記は、ある程度まともなつもりではある。  だが、たった今思い立ったことは、凡そwakohが書いてきた日記のどんな範疇にも入らないようなものであろう。  どんなことになるか判らない。とにかく書いてみるか。  wakohの属する教会では、年に1回バザーの催しがある。会員はそれぞれ何かしら思い思いに出品する。もちろん供出するだけだ。それを委員の方々が吟…

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敬老の日に―老いの自覚は(1059)

今日9月17日は、「敬老の日」だそうである。多くの方にとっては2連休ないし土曜からの3連休なのであろうが。  高齢者とは、一応65歳以上を指すようだ。総人口に占める割合(高齢化率)は28.1%。3557万人だと。いずれも過去最高を更新した由。高齢化率は前年よりさら0.4%高くなり、高齢者数は44万人増え、1950年以降伸び続けている。  一方、総人口は少子化の影響で27万人減の、1億2642万…

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我ながら間抜けな行動なのだが―古紙回収・新聞の切り抜き・広辞苑との格闘など

wakohは、この歳になっても新奇な経験をし、少しでも道を切り開いていきたいとの、所詮無理な期待をしながら、与生を過ごしている。  だが、実際には、ルーティンのような行動の何と多い事か。月に2回は、古紙回収が巡ってくる。2つの新聞を購読しているからである。  今や情報だけなら、インターネットを活用すれば、知りたいこと必要なことなどなど殆ど見つかりそうだ。  けれども、戦前からの新聞人間のwak…

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古紙回収からの連想―生活・情報・新聞・切り抜き・トイレットペーパー

昨日のことだ。新聞の中に、明日「古紙回収」のチラシが入っていた。月1回くらいのペースか。  そのために新聞の整理などを、重い腰を挙げてやっているうちに、いろいろなことが思い起こされてきた。  その連想を、順不同に書いてみようか。  生きている限り、無限とも言える情報に、否応なしに接している。無際限の情報のそれこそごくごく一部に触れて生活しているのだ。何時、何処で、どんな情報に接するかによって、…

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家事ことはじめ2年余

生きているということは、思いがけない出来事などに遭遇するということでもある。いや、大抵のことはまるでルーティンのように、同じことの繰り返しかもしれないけれども、どんなことに出遭うかは事前には予測できていない事の方が多いのかもしれない。   だからこそ「日々新たなり」なのでもあろうか。  タイトルに、今まで殆ど記したこともなかったような文言がふと思い浮かんできた。  2年余り前まで遡ることとなる…

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ここ数日の行動の中から―体調と気分転換など

またもや日記は空いてしまった。その日の行動をその日のうちに記すからこそ日記なのだとすれば、否応なしにそれからずれつつある。  ある時期「爽快」という健康雑誌があった。あるいは今でもあるのかしらん。かつては爽快が当たり前だったwakohは、どうしてそんなタイトルの雑誌があるのかと、何となく訝しくすら思っていた。だが、ここに来て、数え年88歳となってしまったwakohは、爽快は年配者の希求するところ…

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植木の手入れと室内の整理―断捨離:wakohの場合

このところ、1年納めの九州場所の進行中だ。だが、それにも増して、日馬富士による暴行事件が連日、テレビのワイドショーなどを賑わせている。真剣な、また深刻な問題だのに、思わぬ方向に展開していく気配だ。  wakohは80年に及ぶ大相撲ファンとして、無視することは出来ずにいた。  その一方で、86歳半にならんとしている老爺で、しかも8年数カ月に及ぶ大腸がん患者として、何とか生かされてはいるものの、終…

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老いの戯言

暦の上では、立冬も過ぎた。朝晩は冷え込むようにもなってきた。何となくうら寂しくもなってきた。  この日記ひとつ、かつては何でもなく一気に書き殴っていたのに―打ち殴ってかも知れないが―それすら書くのが億劫になってきた。気力が失せてきた。  どうしようもない老いの現実というものなのだろうか。  身体的には、疲れやすくなってきた。すぐに横になるようになってきた。そんなことは去年までは殆どなかったのに…

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抱き枕―睡眠・安眠

今日もまた、今まで殆ど記したことのないテーマを取り上げてみようか。  われわれは、一日24時間のほぼ3分の1は寝ている。熟睡していることもあれば、寝付きにくいこともある。夜中に目覚めてトイレに行ったりすることもある。 夢を見ていることもある。だが、wakohの場合、その夢の内容は目覚めたのちに想起できないことが多い。というよりもむしろ、思い出せないことが殆どだ。 いずれにせよ、就寝中・睡眠中のこ…

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S区の敬老会に出席して

これから述べようとするのは、wakohが如何に歳を取ったかを如実に示すことになるであろう。  今年7月頃だったろうか。wakohの居住する区からの案内状が届いた。9月にある「敬老会」の案内と、8つの時間帯のうちの第3希望までを記して、返信することを求めるものだった。  そうした会に、wakohは今まで出たこともなかった。だが、見るとその内容は、ある交響楽団の弦楽合奏のようだ。思い切って返信した。…

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左手利きが左肩を痛めると

世界の国際情勢、日本の国内情勢、のいずれをとっても、大変な難問題、重大な危機、が相次いでいる。しかし、このリタイアしてしまった老爺には、気にはなってもなすすべもない。片隅の一隅で、秘かに気を揉むばかりである。  そうこうしているうちに、wakohは突如左肩を痛めてしまった。何かのはずみだったのだろう。かれこれ数日前のことである。それまで、頑健からは程遠いにしても、そんな処をはっきりと痛めたこと…

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2台の机に1脚の椅子とは―書斎の整理ことはじめ

タイトルをご覧になっても、恐らく何のことかと怪訝に思われるだろう。  それはこういう次第だ。wakohは書物や各種資料に囲まれて、その中で、まるで窒息してしまいそうだ。  人は言う。もう「終活」の時なのだと。あるいは、今こそ「断捨離」でなくてはならないと。  理屈ではまさにそうなのだろう。ところが、wakohはそうした時代の波にすっかり乗り遅れてしまった哀れな人間だ。かつては、いろいろな古書店か…

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年賀状の準備を始めようとしたところでの思わぬトラブル―プリンターが動かなくなった

年の瀬も益々迫ってきた。今夜はクリスマス・イーヴだ。聖夜讃美礼拝もある。 自分の体調もあり、殊に家内の思いがけぬ腰椎の圧迫骨折という試練もあって、聖日礼拝にも出られずにいることが多くなっていた。  クリスマスには、降誕祭礼拝も重なる。今年亡くなられた、親しくしていたある教友の妹さんが洗礼を受けられる。洗礼式もある。体調を整え、出ずばなるまい。  その一方で、新年を迎えるにあたり、年賀状など…

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人権週間ー色紙・揮毫・展示ー

10月のとある日のことだ。突然何の前触れもなく、旧知の元小学校校長先生が訪れた。  その先生とは、かつて全国的に道徳の郷土資料の作成が行われていた時、東京都の道徳郷土資料作成委員会が組織された時以来の同志だ。 道徳性に関する研究を行っていたwakohは求められて、その委員会の小学校部会の委員長に任命されてしまった。その時、その先生は幹事役として大いに尽力してくださったのだった。  その頃、w…

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こんなハシゴもあるとは―医者通いの場合

wakohは今までに何度も「ハシゴ」をしたことを日記に書いてきている。今までは、すべて美術館や博物館などのハシゴばかりだった。それは折角の芸術鑑賞をするなら、欲張って一カ所だけではなく、2つくらい見てやろうという思いとともに、知らぬうちに歩数を稼ぐことになるのも、勘定の中には入っていたのかもしれない。歳取って、蹲ってばかりしないようにとの思いもあるからだ。  だが、wakohも若い頃の医者知ら…

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内視鏡検査―がんの告知などを含み

wakohは一昨11月22日、都心のT病院で、半年近く前から予約されていた大腸内視鏡検査を受けた。もう一体何回この検査を受けたことだろうか。ある意味では慣れてきてはいる。けれども、何時まで経っても面白いものではない。緊張もする。幾何かの不安をも伴っている。  ほぼ7年半前に、自覚症状はなかったまま、癌が発覚、入院し手術を受けたその時点では、現在のような状態になることはとても想像も出来ずにいた。…

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第24回 wakohにとっての「トンがりさんコラム」

昨日、ふと思い立って、「後期高齢者健康診査」と「人間ドック」と言う、極めて私的なコラムを執筆した。「後期高齢者健康診査」をまさに受けてきたばかりだったからである。  タイトルの2つのテーマは、時系列的には、それでは逆である。それで、「人間ドック」と「後期高齢者健康診査」の順序を入れ替えてみた。  「人間ドック」は40歳代から毎年ずっと続けてきていたのだし、一方、「後期高齢者健康診査」はそれこそ、…

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第23回 人間ドックと後期高齢者健康診査

全く私的なことではある。だが、この「趣味人倶楽部」には比較的高齢者が多いようではある。殊に、wakohのような老爺になると、「お気に入り」さんになってくださる方は、圧倒的に高齢者の方々だ。  実は、以前ミクシィで日記を書いていた時期がある。その時には、wakohにミクシィを紹介したのは、何と当時まだフルタイムで勤めていた帝京大学での、wakohの卒論ゼミの学生だった。その頃、wakoh自身はS…